日本ハムは14日、阿井英二郎ヘッドコーチ(51)からの辞任の申し入れを受諾したと発表した。

 球団側は強く慰留したが、本人の辞意が固かった。今後は未定。

 吉村浩ゼネラルマネジャー(GM)は「選手の育成指導に手腕を発揮してもらい、チーム成績も向上している中、非常に残念」と話した。

 阿井氏は現役時代にヤクルトやロッテで投手として通算17勝を挙げた。2012年まで埼玉・川越東高で監督を務め、13年から日本ハムのヘッドコーチに就任。教員勤務を経て高校野球の監督を務めた元プロ選手が、コーチでプロ球界に復帰するのは初のケースだった。