覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで警視庁に再逮捕された元プロ野球選手清原和博容疑者(48)が25日、東京地検に送検された。清原容疑者を乗せた警察車両は午前8時25分ごろ、警視庁を出発。運転席と後部座席の間にカーテンが引かれており、清原容疑者の姿は見えなかった。

 清原容疑者が、警視庁の調べに対し「ホテルや自宅で複数回、覚せい剤を使った」と供述していることが同日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は昨夏以降、立ち回り先の東京都内のホテルや自宅の遺留物から、5回前後、覚せい剤成分を検出。清原容疑者が常習的に覚せい剤を使用していたとみている。

 清原容疑者は今月2日、港区の自宅マンションの家宅捜索を受け、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕された。東京地検は23日に同罪で起訴。警視庁は同日、同法違反(使用)の疑いで再逮捕していた。

 この日、使用容疑で送検された清原容疑者については、勾留請求手続きも行われたとみられる。薬物事件に詳しい小森栄弁護士は「使用容疑について、裁判所が罪証隠滅や逃亡の恐れがあると判断していれば、10~20日間(来月5~15日まで)の勾留がつく。勾留請求が却下されていれば、所持の罪での起訴後の勾留について、保釈請求の手続きに入ることができる」と解説する。

 小森氏によると、使用容疑の勾留が却下されていた場合、今日26日にも保釈請求を行うことができ、早ければ29日~3月1日に保釈される可能性もある。ただ、保釈は、身元引受人などの環境が整っていなければ、許可されないため、初公判まで勾留が続く可能性もある。