日本ハム杉谷拳士内野手(25)が14日、右手有鉤(ゆうこう)骨の骨片除去手術を行うことが決まった。同日、球団が発表した。20日に都内の病院で行う。

 10日楽天戦(コボスタ宮城)でスイングした際に負傷して途中交代。当初は仙台市内の病院で「右手首尺側軟骨の軽度の炎症」と診断されていたが、再検査したところ右手有鉤骨の骨折が判明した。実戦復帰などのメドは、手術後に方向性が出る見通しとなっている。

 杉谷は球団を通じて、気丈にコメントを発表。「(人生)25年間で初めて骨が負けてしまいました。『骨太プログラム』に取り組み、アグレッシブな姿を見せられるよう、しっかりと治します。僕をひいきにいつまでも応援よろしくお願いします。必ずはい上がります!」。いつもの明るいキャラクター全開で、カムバックを誓っていた。