楽天キャム・ミコライオ投手(31)が移籍後初登板を果たした。

 5点を追う8回からマウンドへ。NPB最長身205センチの右腕から最速146キロの直球を投げ下ろし、オリックス中島、小田、伊藤を3者凡退の2奪三振と完璧に封じた。

 「楽天の一員としてデビューできてうれしい。ランナーを出すことなく抑えられてよかった。まだ置きにいっている感覚があるが、これから投げていけばよくなると思う。球速ももっと上がる。腰も全く大丈夫だった」と振り返った。

 救援陣が課題のチームの希望となれる存在。梨田監督は「ボールを見て安心しました。打ちにくそうなボールを持っているので、何回か投げてもらって状態が上がればチームとしてありがたい」と上昇に期待した。