スタメンで出場した新人4人が活躍し、交流戦初戦を白星で飾った。

 3番の茂木は4打数3安打1打点でお立ち台に上がり「7回のタイムリーは、チャンスなので初球から振ろうと思っていました。よかったです!」と絶叫。2番吉持はプロ初のマルチ安打を記録。「ずっと意識している右打ちでヒットが出たのはよかったんですが、けん制でアウトになってしまった」と反省を加えた。足立は好リードで則本の完投を支えた。「前回の映像を見たら自分の構えが高かったので、できるだけ低くしてみた」と工夫を実らせた。梨田監督は「躍動感を加えてくれた」と評価した。

 ▼楽天が2番吉持、3番茂木、8番足立、9番オコエと、新人4人をスタメンで起用した。新人4人のスタメン出場はロッテが14年4月20日ソフトバンク戦で7番井上、8番吉田、9番三木、投手石川を使って以来。野手4人は中日が68年10月15日大洋戦で1番金(レフト)2番江島(センター)6番日野(セカンド)9番村上(ショート)を起用して以来、ドラフト制後2度目。