楽天は4投手が15安打、9四球、10失点と崩壊。ラダメス・リズ投手(32)と安楽智大投手(19)の2軍再調整が決まった。

 先発のリズは、初回から押し出しを含む3四球と乱れ、3回途中5安打、5四球、4失点で降板。「今日はすべての球種がコントロールできなかった」とうなだれた。リズの乱調に梨田監督は、「ストライクが入らないとどうしようもない。(毎回)タイブレークのようにノーアウト満塁から始まっているようだった」と怒り心頭。「ファームに落ちてもらう」と、2軍降格を明言した。

 中継ぎ転向3試合目の登板となった安楽は、7回、山田に3ランを浴びるなど、3回1/3を投げ6安打3失点。「心と肩の準備が足りなかった。自分の弱さが出た」と反省したが、梨田監督は「中継ぎになったばかりで調整が難しかった」とかばった。