日本ハム稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO=43)が19日、札幌市内にある「札幌ゆたか幼稚園」を訪問し、園児とふれあった。4月から新たな取り組みとして「K.I.D.Sプログラム」を立ち上げ、活動をスタート。子どもの体力低下という社会問題の解決へ「“こども”の“育成”のために“道産子”みんなで“スポーツ”に親しみ、触れる環境を作っていこう」という目的の頭文字を取って、同プログラム名が銘打たれた。

 この日はウレタン製のボールを寄贈し、園児らとキャッチボールなどを行った。稲葉SCOは「面白そうに、楽しそうにやってくれて良かった。今、子どもたちの体力が低下している。ボールを使って外で遊ぶことが大事だし、そういう環境を作るのも大事。どんな遊び方でもいいので、このボールを使って遊んでくれれば」と、笑顔で喜ぶ子どもたちの表情を見つめていた。