オリックスが主導権を握れないままに敗れ、2連敗で借金が今季ワーストの23に膨らんだ。

 先発の東明は1回にいきなり四球から2失点。味方が得点した直後の4、6回も失点で流れを呼び込めなかった。

 結局4失点で、4月以降勝ちなしの8敗目。「初回の先頭バッターをはじめ、全体的に四球が多くなってしまったことを反省しなければいけませんし、打線が得点した直後の大事なイニングをなんとか粘り強く投げなければいけませんでした」と肩を落とした。

 福良監督は「東明はいつもこのパターンでやられている。同じことの繰り返し。負ける投手の典型。調整を変えるのか、(先発マウンドに)行く前のブルペンを変えるのか、何かを変えないと」と厳しく言った。また3失策の内野陣については「ミスが多すぎる。いつも言っているように、スキを見せたらやられるということ」と、こちらも反省を求めた。