ソフトバンク巽真悟投手(29)が22日、ヤフオクドーム内の球団事務所で、戦力外通告を受けた。

 08年にドラフト1位で入団。プロ7年目の昨年に、中継ぎで念願の初勝利を挙げた。しかし競争の激しい投手陣の中でアピールできず、今季の1軍登板はなかった。「強いチームでチャンスが少なかったことは言い訳にできない。何においても慎重な性格なので、大胆に思い切ったピッチングができれば、変わるタイミングはあったと思う。現役を続けられる球団があるなら、やってみたい気持ちが強い」。現役続行の意思はあり、今後はトライアウトを受ける方向だ。