「NPBアワーズ2016」の表彰式が28日、都内で行われ、セ・リーグの最優秀選手賞(MVP)に、25年ぶりのリーグ優勝に貢献した広島新井貴浩内野手(39)が輝いた。39歳でのMVPは10年の和田一浩氏(当時中日)の38歳を抜き、リーグ最年長での受賞となった。

 「黒田さんに思いきりガッツポーズしてこいと言われましたが、この賞は取らせていただいた賞なので。最高の監督、最高のチームメート、最高のファンに取らせていただいた賞だと思っています」と感激した。

 プロ18年目の新井は、タイトルは無かったものの、132試合に出場し打率3割、19本塁打で、打点はリーグ3位の101打点をマークした。