小池百合子東京都知事(64)が始球式を行った。「YURIKO」と名前の入ったユニホームで背番号は都民ファーストにちなんで「1」。大きく振りかぶったワインドアップから右腕を振ったが、ボールは一塁側へそれて2バウンドで捕手のミットにおさまった。ノーバウンド投球とはいかなかったが、雨の中でのセレモニーを終えスタンドからの歓声に両手を挙げて、笑顔で応えた。

 「セ・リーグ開幕戦で、始球式に登板させていただきました。始球式は9年ぶりです。いつもマウンドに立つと緊張します。中学時代ソフトボールのピッチャーを務めていましたが、あまり勝った記憶はありません。今日は1球入魂ストレートでのぞみました。そして2020年東京大会で野球・ソフトボールが種目に加わったことで、ますます盛り上がることと確信しています。皆さんとともに大会を盛り上げて参りましょう」とコメントした。