ソフトバンクは1日、カブスから自由契約となっていた川崎宗則内野手(35)の入団を発表した。この日、契約を結んだ。11年以来6年ぶりの古巣復帰で、背番号は52。契約はシーズン開始後ということもあり、単年となった。年俸は9000万円プラス出来高(金額は推定)。

 ヤフオクドームで入団記者会見に臨んだ川崎は「(カブスを)クビになった時にホークスが一番に声をかけてくれた」と復帰の理由を説明。「(毎年オフに戻ってきた)福岡でいろんな方から『いつ帰ってくるの?』と言ってもらっていて、すごく頭にあった。やっぱりホークスが一番好きな球団」と、ホークス愛を口にした。ポジションについては「向こうでポジションをたくさんできるようになった。どこでもできるのがポリシー。監督の起用に対して、日本人らしくイエスと言いたい」と、ムネリン節を交えて話した。

 工藤監督は「帰ってきてもらってうれしい。野球で力があるのはもちろん、このキャラクターも生かして、よりチームを明るくしてほしい」と、グラウンド内外での活躍に期待を寄せた。