ヤクルトが驚異的な追い上げを見せ、延長12回の末、6試合ぶりに“負けなかった”。

 一時は6点を追う展開だったが、8回に1軍初出場のディーン・グリーン内野手(27)の2点二塁打で4点差に。9回は山田哲人内野手(24)の2試合連続となる7号2ランなどで追いつき、延長戦の末に引き分けた。

 初昇格初日に3安打3打点と奮起。湿った打線の起爆剤になったグリーンは「勝ちたかったけど、今日は負けなかったことが収穫だ」と話した。115キロの巨体を揺らし、中飛で二塁から三塁にタッチアップするなど、走塁でも積極的なプレーでチームを鼓舞した。