国際武道大(千葉県)が06年以来の8強入りを決めた。1点ビハインドの4回、1点を勝ち越してなお2死一、二塁で3番の勝俣翔貴内野手(2年=東海大菅生)がダメ押しの2点二塁打を放った。

 投手だった高校時代はU18(18歳以下)に選ばれ、中日小笠原や楽天オコエらと共闘。大学から内野手になり、1年生から主軸を務めて勝利に貢献している。岩井美樹監督は「左投手が2人ともちょっと変則でしたが、うまいこと勝俣が打ってくれた。順調に、少しずつステップしている。みんなどうしても力んでいたが、1回試合をして次は違うと思う」と見据えた。