天理大(阪神大学)と大商大(関西6大学)の関西勢対決は、天理大に軍配が上がった。「スーパー1年生」森浦大輔投手(天理)が16奪三振の好投で9回完投勝利を挙げた。

 5回までノーヒット。6回に初安打、7回には2連発で本塁打を浴びたが、9回は3者連続三振で試合を締めた。

 初めての全国の舞台にも「いつも通り、緊張しなかったです」。東京ドームのマウンドも「硬いのが好きなので投げやすかったです。一番投げやすいマウンドでした」と振り返った。藤原忠理監督(51)も「スーパー1年生ですね。森浦に全てを任せた。(投げる球は)初速と終速の差が無い感じ。手元でぐっとくる」と手放しでたたえた。