10連敗中のヤクルト打線が、初回に7得点と大爆発した。先頭の坂口智隆外野手(32)が右中間三塁打で出塁。2番上田剛史外野手(28)も左中間三塁打を放ち、先制した。上田は「打ったのはストレート。ショートゴロでも1点取れるので、そういう意識でいきました」と振り返った。

 続く3番山田哲人内野手(24)は、センターオーバーの適時二塁打を放った。「打ったのはストレート。外野フライでもいいケースだったので、気楽にいきました」と話した。さらに大引、中村にも適時打が飛び出し、上田はこの日2本目適時打を放つなど、打者12人で6安打、7得点を挙げた。

 交流戦では、ここまで11試合中10試合が2得点以下だった。久々に打線が活況を呈した。