オリックスが今季4度目の完封負けで、5割復帰を逃した。

 中日バルデスら3人の継投に3安打に封じられ、5月12日西武戦以来の無得点負け。福良監督は「山岡がよかっただけに、なんとか勝たせたかった。打たないことには」と悔やんだ。山岡は、7回1失点と力投。2回1死一塁、6回無死一塁は巧みなけん制から一塁走者をアウトにし、ピンチの芽をつんだ。試合をつくって援護を待ったが、味方打線は沈黙した。登板9試合で、山岡がマウンドにいた間の援護は、計9点。不運が続くが、山岡は「勝つ確率の高いピッチングをしていくだけ」と次を見据えた。