巨人菅野智之投手(27)が3安打1失点の完投勝利を挙げ、5月17日から続いていたチームの本拠地連敗を8で食い止めた。10奪三振は今季最多。7勝でリーグ1位タイに再浮上した。

 交流戦の楽天戦、西武戦でプロ初の2戦連続KOを喫した屈辱を晴らした。序盤からストライクを先行させ、ソフトバンク打線を圧倒。8回に長谷川に1号ソロを浴び初失点したが、9回120球を投げ抜き、チームに交流戦2勝目を運んだ。

 「情けないピッチングが続いていたので、今回は何とかチームのためにと思って投げました。まだ諦めていませんし、もっともっと勝てると思っている。明日からの5連戦も、きっとみんながやってくれると思っています」と力を込めた。