左太もも裏肉離れから1軍復帰を目指す日本ハム大谷翔平投手(22)が21日、札幌ドームで全体練習に参加した。20日に続いて球場外にあるサッカー場の天然芝でスパイクを履いてダッシュを行った。

 栗山監督から直接視察され、その後はグラウンドに戻り、スパイクのまま人工芝の上で反復横跳びのような動きを確認した。状態については「変わらないです。昨日と同じです」と、説明した。

 フリー打撃では35スイングで4本の柵越え。途中でバットの芯を外した打球を放った際に手がしびれたもようで、フルスイングを最後まで継続できなかったが「特にないです」と、無事を強調。

 練習後には栗山監督と面談も行い「まずは出られる状態に持っていければいい」と話した。栗山監督も「ギリギリまで考える」と、まずは23日楽天戦(札幌ドーム)の当日まで熟考を重ねる考えを明かした。