ソフトバンク松田宣浩内野手(34)がプロ通算200本塁打を達成した。

 2-0とリードした4回。無死一、二塁の場面。日本ハム高梨のフォークボールを中堅テラス席に運んだ。史上101人目のメモリアル弾にムードメーカーは塁上で雄たけびを上げた。

 「いったかな、と思ったのに残念な打球の後だったし、ガッツリ食らいつく気持ちでいきました」。記念弾が飛び出す直前は左翼ポール際への大飛球。リプレー検証まで行われた「幻弾」の打ち直しで、すぐさま結果を出した。

 「200本目、やっと出ました。なかなか出なかったのでモヤモヤしていましたが、打ててうれしい。あくまでも通過点。これからも1本1本、チームを勝ちに導いていけるようなホームランを打っていきたい」と、喜びいっぱいだった。