日本ハムは29日、新球場建設構想に関して、日本ハム本社とともにイメージ図を発表した。コンセプトは「“北海道のシンボル”となる空間を創造する」とし、「“アジアNO・1”のボールパーク」を目指して、今後も引き続き実現へ向けた鋭意検討を進める。

 栗山英樹監督(56)は球団を通じて、新球場建設構想について「今日に至るまでいろいろなことがあったと思いますが、壮大な夢の実現に向けて大きな一歩の前進をこの上なくうれしく思っております。構想実現には、これからもさまざまな挑戦や既成概念の枠を超えていかなければならないでしょうが、どうかファン・道民の皆様もお力をお貸しください。チームは『この構想に恥じない戦い方をしなければ』と身が引き締まる想いでいっぱいです」と、明かした。

 また、大野奨太選手会長(30)も球団を通じて、「北海道・スポーツ界にとって、これまでの球場の既成概念を打ち破るような画期的なボールパークを生み出すために選手たちも現在、戦っています。この構想実現に向けて積極的に活動にかかわっていきたいと思います」と、コメントした。