ヤクルトがまたしてもアクシデントに襲われた。

 勝利まであと1人の9回2死一、二塁。守護神の秋吉亮投手(28)がカウント1-2から投じた4球目が外角へ外れる暴投となった。2死二、三塁となった直後に顔をしかめて、緊急降板となった。

 ブルペンでは投手が準備を行っておらず、急きょ近藤がマウンドに向かった。キャッチボールも行っていなかったが、ブルペンで4球、マウンド上で8球ほど投げて準備。最後の原口にスライダーを振らせて、1球でセーブした。

 秋吉は試合後「違和感が出た。状態は分からない。投げ始めは普通に投げられていたが、原口のところできた」と話した。伊藤投手コーチは「状態がよろしくない。抹消する」と話し、登録抹消される見込み。7月1日から抑えは小川が務めることとなった。