阪神が8連敗の後、2連勝でヤクルトに勝ち越した。ルーキー大山がタイムリーを含む2安打の活躍。糸井にも8号ソロが飛び出した。試合後の金本知憲監督(49)の談話は以下の通り。

 -2ケタ安打で連勝だ

 金本監督 先取点は大山から始まって、(6回に)タイムリーも打ってくれて、昨日に続いて、いい働きをしてくれた。

 -2回は大山から3連打

 金本監督 大山、高山と若い選手が打って、中堅の大和が返した。中途半端な太一は打ちませんでしたけど(笑い)。もう1点ほしかったのは、ほしかった。

 -大山は守備でも光った

 金本監督 微妙なタイミングでしたけど、よく刺してくれた。

 -大山が打てば、ベンチも盛り上がる

 金本監督 大山は必死にやっているだけですが、チームとして戦力になっている。そういう盛り上がりもあるかもしれない。

 -中谷が代打でタイムリー

 金本監督 ランナー2人を走らせて、三振だけはしてはいけないバッティングの中で、しぶとくゴロを打ってくれた。タイムリーになって、彼も少しずつ成長していると思う。 -糸井にも1発が出た

 金本監督 あれは大きかった。糸井自身もしばらく長打が出てなかった。彼自身、これをきっかけに、4月の調子に戻してほしい。

 -各打者の状態は

 金本監督 欲を言えば、何点でもほしいが、一時よりはトンネルを抜けたかなという思いはあります。

 -週明けは3位DeNAとの大事な3連戦

 金本監督 (シーズンは)まだ半分終わったぐらい。僕らは貯金を増やしていくだけ。相手がどこでも関係なく、自分たちの野球をやっていくだけ。