中日は必勝リレーが崩れて3度目の同一カード3連敗。マツダスタジアムでは6戦全敗で、自力優勝の可能性も消滅した。

 4-3の8回に頼みのセットアッパー2人が崩れた。2番手岩瀬は先頭への四球から1死一、三塁とされて降板。代わった又吉が鈴木に逆転3ランを打たれた。好投が続いていた岩瀬は17試合ぶりの失点で4敗目。又吉もリリーフに戻ってから6試合目で初失点。

 初回に3点を奪い、柳が6回まで1失点と力投。最高の流れを作りながら、終わってみれば力でねじ伏せられた。1、2戦目はバルデスと小笠原の両先発が8失点ずつし、3戦目はリリーフがつかまった。友利投手コーチは「この3試合で8発。あってはいけない数字。相手の勢いだけでは片付けられない。いつまでも好きにやられていたら話にならない」と厳しい口調だった。