阪神が３連勝で前半戦を締めくくった。先発秋山が２本の本塁打を浴び、苦しい試合展開だったが、大和が４打点の大活躍。４番中谷にもタイムリーが出て、逆転勝利を収めた。貯金「７」の２位で前半戦をターン。球宴明けには首位広島を本拠地に迎え、３連戦に臨む。試合後の金本知憲監督（４９）の談話は以下の通り。

　－素晴らしい勝利で締めくくった

　金本監督　先制されながらも、よく追いつき、追い越して、粘ってくれた。

　－秋山が２被弾

　金本監督　一時よりも、調子を落としていたように見えたが、その状態よりは上がってきているようには思う。

　－大和が同点タイムリー

　金本監督　大和はもともと、チャンスに強いタイプですが、今年はチャンスで打てていないケースが目立ったので、どうかなと思った。ランナーがいる時に、本来の勝負を決める一打を打ってくれて、興奮した。

　－リリーフ陣が好投

　金本監督　マテオがピンチを招いたが、いつも言うように、あの３人を出して、ウチは負けるわけにはいかない。

　－８回に大和が勝ち越し

　金本監督　ああいうところで打ってくれるのが、大和のいいところ。左打席でどうかなと思ったが、うまくレフト線に流し打ちして、ナイスバッティングでした。

　－球宴明けは広島戦

　金本監督　自分たちの野球、あきらめない、６回までにリードする。そのスタイルを確立して、相手がどこであろうと立ち向かっていきたい。