オリックスが連日の好投手撃破で2連勝とした。

 楽天岸から2回に押し出し四球で先制。

 逆転されて迎えた4回は、若月の逆転二塁打など一挙5得点で優勢に持ち込んだ。2点差に迫られた7回は小島の2点適時打で突き放した。福良淳一監督(57)は「いいところでタイムリーが出たし、良かった。下位が打つとビッグイニングになる。小島の1本も大きかった」と打線全体をたたえた。

 前日10日は西武菊池から白星を挙げるなど、T-岡田と吉田正の1、2番が象徴的な新打線を組んでから5勝1敗。指揮官は「替えられなくなりましたね」と笑顔だった。