楽天が乱打戦に敗れ、連勝が2でストップ。8月に入って3位から追い上げる西武に4連敗となった。

 6月に入団したジョシュ・コラレス投手(27)が1軍初登板を果たすも、初回から2度の押し出し含む5四死球を与えるなど、3回5失点。さらには1イニング3被弾で4敗目を喫した森原康平投手(25)や、9回だけで押し出し含む与四球4の森雄大投手(22)まで、登板した4投手すべてが四球を失点につなげた。

 打線の奮起で4回、5回と2度同点に追いついたが、今季ワースト17失点の大敗。1試合限りで再びソフトバンクに首位を明け渡し、梨田昌孝監督(64)は「よく踏ん張って打ってくれたけど、展開的にどうしても四球が絡んできたからね」と投壊ぶりを嘆いた。