広島野村が、またしても優勝マジックを点灯させた。6回を投げて今季ワーストの6失点を喫したが、序盤からの大量援護に助けられた。前回、野村が先発した中日戦で延長12回引き分けた末に、マジック33を点灯させた。わずか1日で消滅したものの、今回は6減ったM27を再点灯させた。

 野村は「今日は申し訳ないの一言です。自分のミスもあったし、失点を重ねてしまった。流れを悪くした。打ってくれた野手とリリーフ陣のおかげです」と、反省の弁を繰り返した。3点をもらった直後の1回裏、「自分のミス」という内野安打や四球絡みで2点を失った。2回以降は修正するも、5回に福留に3ランを浴び、6回も1失点。この回で降板となり「もっと長いイニングを投げないといけない」と、勝利にもかかわらず笑顔を見せなかった。

 今季8勝目。昨年は16勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得しているだけに、エースの活躍が期待されている。もちろん野村にもその自覚は十分で、勝利だけで満足はできない。次回以降は、野村自身が満足できるような投球でチームを勝利に導く。笑顔はそのときまで、とっておけばいい。