中日ゲレーロが15日、相手投手のたび重なる内角攻めに“警告”を発した。盟友のビシエドが13日のヤクルト戦で死球を受け右腕尺骨骨折。今季中の復帰が絶望視されることに「本当に残念だ。ビシエドがいないと難しくなる。後ろに彼がいないと攻め方も変わってくる」とチームと自身におよぼす影響を強調した。

 ほかならぬゲレーロ自身も死球に頭を悩ませている。7月26日のヤクルト戦で星から右手に投球を受け、その影響で打撃の調子を大きく落とした。12死球はリーグでダントツだ。少し間違えば骨折というシーンが何度もあった。

 乱闘を起こしたり、投手を威嚇したことはない助っ人だが「当たらなければいいが、次に死球になったときは気をつけた方がいい。もう我慢の限界に来ている」とキッパリ。両リーグ最速で30本塁打に到達した大砲の思いは切実だった。