阪神藤浪晋太郎投手(23)の1軍復帰戦は、4回2/3を投げて7安打3失点だった。

 2回に投手の大瀬良、4回は2番菊池に死球を与えるなど、課題の制球力は改善されないまま。菊池の死球には、両軍ベンチから選手が集まるシーンもあった。計7四死球を与える苦しい投球。「人生を左右する。それぐらいの目で見たい」と送り出した金本監督もベンチで終始厳しい表情だった。

 4三振を奪い、最速は159キロ。ボールが指に掛かったときの力強さは証明して見せた。