楽天が今季4度目の0封負けを喫し、8月に入って西武戦5戦全敗となった。

 超攻撃的2番打者のカルロス・ペゲーロ外野手(30)が左太もも裏肉離れから復帰。茂木との1、2番コンビが復活し、アマダー、ウィーラーと超重量級助っ人を3人並べたが、打線は散発の単打5本に終わった。

 守っては、休養のため5日以来の登板となった美馬学投手(30)が8回まで1人で投げ抜いたが、被安打9。自身の適時失策もあって5点を失い、初の2ケタ勝利はお預けとなった。

 梨田昌孝監督(64)は「美馬は間隔があいてたんで、逆球が多かった。ペゲーロが入って打線に厚みは出たけど、点が入らない。みんなでつないでいくことも大事になる」と総括。17日の、苦手とする西武菊池との対戦を前に「とにかく点を取るしかない。0点じゃ勝てない」と話した。