ヤクルトが苦手の巨人マイコラスにまたやられた。7回まで無四球、12三振で3安打無得点。今季3戦3敗で、通算でも0勝8敗となった。

 7回までわずかに97球と、粘って球数を投げさせることさえできなかった。0-8となり、マイコラスが降板した後の8回に西田明央捕手(25)の1号2ランが出たが、焼け石に水だった。

 真中監督は「厳しいですね。雨の中、必死に応援してくれるファンの期待に応えられていない。相手投手よりも、打線も守備もやるべきことができてない」と嘆いた。

 守備では、藤井が2つ、奥村と原樹が失策を犯した。「若い子が出ているのでミスが多いけど、カバーするプレーが出ないと挽回できない」と真中監督。完敗に表情はさえなかった。