広島が6回、同点に追い付いた。

 3点を追う6回は先頭田中と菊池の連打などで無死満塁とし、4番鈴木が右翼へ犠飛を打ち上げた。さらに暴投で1点を追加すると、阪神は先発岩田から桑原にスイッチ。新井は空振り三振に倒れるも、2死一、二塁から安部が145キロを右前にはじき返した。

 安部は「みんなでつないでくれたチャンスだったので、覇気を出して食らいついて行きました。同点につながるヒットになって良かったです」。試合を振り出しに戻した。