日本ハム大谷翔平投手(23)が、試合を振り出しに戻す1発を放った。

 6-7と勝ち越された直後の7回の先頭。ロッテ南の初球145キロを捉えると、本塁打を確信したかのようにバットを投げ、ゆっくり一塁へ歩き出した。「(バットの)芯先ぐらいですね。インコースの難しいところだったんですけど、うまく反応できたと思いますね」と納得していた。

 本拠地初登板となったドラフト1位のルーキー堀が2本塁打を浴び逆転を許した直後の一撃。「積極的に打ちにいきました。すぐに同点に追いつけて良かったです」と、後輩を救うアーチになった。