安楽の好投もむなしく、楽天が西武戦6連敗とした。20歳の若き右腕は課題だった立ち上がりを克服。7回限りでマウンドを譲ったが、今季先発6試合目で初の無失点投球に「(菊池)雄星さんと投げ合って、強打の西武打線をゼロに抑えられたのは収穫」と大きな手応えを得た。
ちょうど2週間前、3日も菊池と投げ合った。だが秋山に先頭打者弾を許すなど、初回に3点を失って大敗の流れをつくった。「初回、きっちりな」。梨田監督の言葉を胸に、全球種を投げ分けた。スライダーでカウントを整え、力強い直球でファウルを取った。ともに高校時代に甲子園をわかせたスター同士。「憧れだからこそ投げ勝ちたい」と挑んだ菊池と、五分の投手戦を繰り広げた。
要所を締めた7安打1四球の103球。「チームが勝てたら良かったですけど。次からも自信を持ってマウンドに上がれると思います」。2週間前とは別人のようなりりしさを浮かべた。【鎌田良美】



