ヤクルト衣笠剛球団社長兼オーナー代行(68)が22日、今季限りでの真中満監督(46)の辞任を了承したと明らかにした。今季終了まで指揮は行う。衣笠社長は都内の球団事務所にて取材に応じ、前日21日に真中監督と会食。その場で辞意を伝えられたと話した。

 21日午前中に衣笠社長は根岸オーナーと面談し、「来年1年もやってもらいたい」と続投要請を行うと確認。しかし真中監督の意志が固く、続投要請を行ったが今季限りでの辞任を了承した。

 今後は後任人事を速やかに行うが、衣笠社長の私見と前置きした上で「OB、生え抜きの監督で来ている。そういった意味では次期監督はそういう中から」と、球団OBや内部昇格を基本線に進めていくと話した。