広島がのみ込まれた。同点の9回2死二塁。抑えの中崎がDeNA倉本に投じた6球目。つまらせた打球はフラフラと上がり、二塁手菊池の前でバウンド。名手菊池でも奇妙な回転で不規則に跳ねたボールを押さえることは出来なかった。球団史上初の同一カード3連戦3戦連続のサヨナラ負け。優勝へのマジックもつぶされるように消えた。
3日間の横浜の悪夢だ。9回に3連発で4点を奪われた初戦。4番鈴木が負傷し、延長で負けた2戦目。そしてこの日、手は打ったが、流れは変えられなかった。緒方監督は「チームとしてやっている野球を続けていくしかない」と言い聞かせるように話した。先発中村祐は好投も、6回、7回にソロを被弾。狭い球場だけに長打で一気に流れを変えられた。3試合で計18失点。すべてが逆転での敗戦だった。
今日25日からは地元マツダスタジアムに戻って中日を迎え撃つ。離脱した鈴木に代わり、4番に入った新井は2安打1打点も、大汗をぬぐい「前へ、前へ。終わったことは変わらない。1試合、1試合。しっかり準備して、みんなで力を合わせてやっていくだけ」と切り替えた。【池本泰尚】



