ソフトバンク打線が日本ハム大谷を4回途中4失点でKOした。

 60球前後の球数制限がついた中でのマウンド。3回まで無安打ながら44球を投げさせ、4回1死二塁から柳田悠岐外野手(28)が160キロ直球を中前にはじき返す適時打。「詰まりましたが、速い直球を打ち返せました。いいところに飛んでくれた」。チーム初安打が貴重な同点適時打になった。

 さらにデスパイネが左前打で1死一、二塁にチャンスを広げると、この日大谷キラーとして6番に起用された福田秀平外野手(28)がフォークを右翼スタンドへたたき込む3号3ラン。球数が64になったこともあったが、4点を奪い大谷をKOした。福田は「チャンスだったので、何が何でも打ってやろうと思って打席に入りました。追い込まれていましたが、甘く入ってきたボールをとらえることができてよかった」と喜んだ。

 福田は昨季6打数1安打ながらチームでただ1人本塁打をマーク。昨年のオープン戦でも3打数2安打、1本塁打を放っている。