西武が楽天との直接対決を8連勝(1分け挟む)として、4月23日以来の2位に浮上した。

 菊池雄星投手(26)が完投でハーラートップの13勝目を挙げた。2段モーションと判定された反則投球を克服し、新たなフォームで登板。初回先頭打者弾を許したが、粘りの5安打11奪三振投球で貫禄を見せた。

 辻発彦監督(58)は「ちょっと不安はあったけど、バランスよく投げていた」とエースをねぎらった。2位浮上については「まだまだ先は(長い)。また明日から頑張るだけです」と話した。