中日アレックス・ゲレーロ内野手(30)は手の痛みをおして出場し、2点適時打を含む2安打と奮闘した。

 前日の試合で左手に死球を受けた。「あまりよくない」と表情を曇らせていたが、4番として結果を残した。7月には右手への死球で状態を落としていた。

 チーム唯一の得点だった。4点を追う3回2死満塁。遊撃への打球は、植田の目の前で大きくイレギュラーして左中間に抜けた。「泳がされたけど芯でとらえられた。うまくはずんでくれてラッキーだった」と話した。

 2日前に大島が右足を骨折。ビシエドも8月に右腕骨折と、主軸が次々と死球で負傷離脱している。リーグ最多14死球のゲレーロは何とか離脱せずに踏ん張っている。