ソフトバンク守護神デニス・サファテ投手(36)が、日本プロ野球新記録となる47セーブをマークした。05年岩瀬(中日)07年藤川(阪神)の46セーブで並んでいた右腕が、単独1位となった。

 1点リード迎えた11回。伊藤、安達を連続三振で仕留め、最後も駿太を左翼への力ない飛球に打ち取った。サファテはマウンド上で両手を突き上げガッツポーズだ。

 「追い付かれて、点を取り返して、最後はチームが勝ったことが1番うれしい。個人的なことで、いろいろあり、感情をコントロールすることが難しかったけどフジカワサンら偉大な投手を抜くことができてうれしい。最高のチームメイト、監督、コーチ、ファン、福岡の街が大好きです。1番強いチームでプレーできて幸せです」。ヒーローインタビューで防御率0点台を誇る守護神は、満面の笑みを浮かべていた。