またも18歳が大型連敗を止めた。楽天のドラフト1位、藤平尚真投手が日本ハム戦で自己最長の7回を1安打無失点に抑え、プロ2勝目をマーク。6回までノーヒットノーランペースの快投で、10連敗中だったチームの危機を救った。

 ▼藤平が7回を0点に抑え、プロ2勝目を挙げた。プロ初勝利の8月22日ロッテ戦ではチームの連敗を6で止め、今回は10連敗でストップさせた。高卒新人がチームの2桁連敗を止めるのは61年の大崎(大洋)と徳久(近鉄)以来、56年ぶり。大崎は5月2日巨人戦でプロ2勝目(救援勝利)を挙げ、大洋は11連敗でストップ。徳久は6月23日阪急戦で先発勝利、8月8日東映戦で救援勝利をマークし、チームの10連敗を2度止めている。