広島は延長11回1死二塁から会沢が右越えのサヨナラ打を放ち、2位阪神に連勝。5連勝でマジックを一気に10とした。広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -2試合連続サヨナラ勝利。

 緒方監督 本当にすごい試合。執念、気持ちで劣勢の8回に追い付いて、こうやって2日続けてサヨナラ勝利ができるのだから、選手の頑張りは大したものだとあらためて思う。

 -会沢が決勝打。

 緒方監督 本当よく打ったね、アツ(会沢)が。ちょっと一時期打撃状態が落ちていたけど、神宮で1試合2本(塁打)打って、そこから吹っ切れたように自分のスイングをし始めた。(あの場面でも)期待はしていたよ。(上本)崇司が攻撃の流れの中で四球を選んで、厳しい状況の中でスチールを決めてくれた。攻撃の形を常にこっちは求めている。得点になるかならないかは別として、相手にプレッシャーをかけるところでやっている。また今日もうちのいい野球ができたんじゃないかなと思います。

 -思い切った二盗だった。

 緒方監督 うちは機動力があって、得点を取りに行く攻撃スタイルなので。スタートをきれないようじゃ逆にダメでしょう。

 -投手陣も粘った。

 緒方監督 (先発中村)祐太が今季初めてかな、7回を投げ切れたのは。2点目を2アウトから鳥谷に打たれたけど、その後しっかりと踏ん張って投げ切れたからね。内容は修正するところがあるかもしれないけど、7回2失点でゲームを作ってくれたので、十分合格点です。明日も頑張っていきます。