日本ハム大谷が投げれば、メジャーが動く。次回登板に合わせ、今度はレイズの編成トップが来日することが6日、わかった。大谷は今日7日の楽天戦(東京ドーム)前にブルペン入りする予定で、問題がなければ、12日の同戦(札幌ドーム)で先発が濃厚。ネット裏には再びメジャー関係者が大挙押し寄せそうだ。

 レイズはハイエム・ブルーム編成部上級副社長とエリック・ナンダーGMが来日予定。両氏は編成部門の2トップで、関係者によれば「2人が同行して選手を視察することは極めてまれ」。前回登板の8月31日ソフトバンク戦には、ヤンキースのキャッシュマンGMが直接視察に訪れて周囲を驚かせたが、“大谷詣で”は過熱の一途。次回は札幌ドームの関係者席が足りなくなる恐れもあるという。

 この日は富山から東京へ移動。栗山監督は、まだケガからの復帰途上であるとしながらも、投打両方を1試合でこなす「リアル二刀流」について、「いくならいく」と、シーズン終盤での実現に含みを持たせた。