名手の阪神福留が不慣れな左翼守備でミスを犯した。

 3点リードの8回1死走者なし。菊池が放った飛球は高々と舞って上空へ。小雨が降る悪天候で目測を誤って捕れず、三塁打にしてしまった。その直後に集中打を浴びて3失点。守りのほころびが致命傷になった。直前の8回2死一、二塁では詰まりながらも中前に適時打を放っていた。球団史上3人目となる、40歳シーズンでの100安打に到達も、試合後は無言でバスに引き揚げた。