8月度の「日本生命月間MVP賞」が7日発表され、パ・リーグ投手部門でソフトバンクのデニス・サファテ投手(36)が選ばれた。

 首位独走の原動力となっている守護神は、8月は13試合で1勝1敗11セーブ、防御率は1・46の成績を挙げた。7月も11セーブを挙げ、今季まだセーブ機会では1度しか失敗していない。

 昨年5月度以来2度目の受賞となったサファテは「大変光栄。セーブ機会が多かった。自分の力だけではない。中継ぎ陣全体でもらった賞だと思う」と喜んだ。

 36歳のベテランながら夏場も衰え知らず。「今年は8月21日まで家族が来日しなかったので、子どもたちと追いかけっこをしたり、朝ご飯をつくったりしなくて休養に充てていたからかな」と笑った。賞金30万円の使い道を問われると「奥さん(ジェイダ夫人)に全部渡すけど、子どもたちをディズニーランドに連れて行くなど、楽しいことに使ってもらいたいね」とパパの顔を見せた。