オリックスが、抑えの平野佳寿投手(33)の流出阻止に力を注ぐ。

 海外FA権を持つ守護神は今季で3年契約が終了。長村裕之球団本部長は7日、「ウチに必要な戦力。残って欲しいと伝えている」と既に残留を要請したことを明かした。条件面など細かい交渉には至っていないが、まずは球団としての意思を示した。平野はFA権に関して「まだシーズン中だし、何も。終わったら考える」と話すにとどめている。また、長村球団本部長は同じく3年契約が切れる小谷野についても「ポイントであれだけ活躍してくれる」と来季契約の構え。残留の方向となった。