セ、パ両リーグは8日、最も印象深いサヨナラ打を放った打者を表彰する8月の「スカパー! サヨナラ賞」に、DeNA宮崎敏郎内野手(28)と西武栗山巧外野手(34)を選出したと発表した。

 宮崎は8月22日の広島戦で、5-5で迎えた9回無死から、3者連続本塁打となるサヨナラ本塁打を左中間スタンドに放った。3点ビハインドで9回に入った中で、3番筒香の2ラン、4番ロペスのソロで同点に追い付き、宮崎が試合を決めた。3者連続本塁打でのサヨナラ勝ちは、プロ野球史上初になった。

 栗山は8月17日の楽天戦で、0-0で迎えた9回2死一、二塁から、代打サヨナラ3ランを放った。西武菊池と楽天安楽の投げ合いで終盤まで両チーム無得点の中、左翼席に運ぶ1発で試合を決めた。栗山の代打サヨナラ本塁打は、プロ16年目で初になった。