DeNAが接戦をものにできず、2連敗を喫した。

 1回、筒香嘉智外野手(25)の先制タイムリーから始まり、3回まで3-3のシーソーゲームの展開。先発井納翔一投手(31)が、踏ん張りながらも7回に連打を浴び、6回1/3でマウンドを降りた。打線は4回以降、無安打に抑えられ、反対に守備では7回と8回で5失点。最後は打ち崩された。

 先制しながらも、2回に阪神鳥谷敬内野手(36)にタイムリーを打たれてから流れが変わった。アレックス・ラミレス監督(42)は「あのタイムリーで勝ち越し本塁打につながった。あれで阪神が勢いづいた」と敗因に挙げた。チームはこれで2位阪神と4・5ゲーム差に広がり、4位巨人には1ゲーム差に迫られた。同監督は「やるべきことをやり続けるしかない。克服して、また明日から戦っていきたい」と切り替えた。