ソフトバンク東浜巨投手(27)が5回2/3、9安打、4失点と苦しみながらも、ハーラーダービー単独トップの15勝目を挙げた。チームは今季2度目の7連勝。今季最多の貯金45とし、優勝マジックは「8」となった。

 2回までに50球を費やした。「慎重になって自分で難しくしてしまった」。4回には中村にバックスクリーン左へ8号2ラン、6回にはペーニャに左翼席上段へ11号ソロと2発を浴びた。6回途中、116球での降板に悔しさを隠せなかった。「決め球が甘く入ってしっかり打たれた。大事なところで甘くなってしまった。6点取ってもらったので、もっとスムーズにいきたかった。今日は自分が足を引っ張ってしまった。チームに勝ちがついたのが一番」と白星にも笑顔はなかった。